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テスト4
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テスト4

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初めまして

はじめまして!
建築と教育に関わりながら、社会や文化の「見えない構造」について考えています。
音楽、文学、政治などを手がかりに、思考の途中をそのまま書いていきます。
年寄りの戯言で、まとまりのない断片の寄せ集めみたいになりそうですが、まずは宜しくです!

「東山魁夷せとうち美術館」
今日はその第1回目の記念すべき投稿ということで、まずは先日訪れた香川県坂出市にある「東山魁夷せとうち美術館」について書きます。
この美術館は、日本画家東山魁夷の作品を展示している美術館で、谷口吉生設計の建物です。
2004年の竣工だからもう20年以上も前に建てられたが、その綺麗さにまずは驚かされます。
メンテが行き届いているのは公共施設ならではでしょうが、同時に設計の力をまざまざと感じます。
素材の選択やディテールの納まりを見ると、それがよく分かります。
外壁の石材(バーモンドグリーン)は年月とともにどんどん風合いを増しているように見えるし、アルミのバーや軒先のアングルなどの納まりも見事。さすがとしか言いようがない。

しかし、今回もっとも驚いたのは、この建物の主役である東山魁夷の絵や版画作品そのものでした。
小規模美術館なので、展示している作品の数は多くはないが、大型スクリーンに次々と映し出される作品を見ていると、その世界観に完全に連れて行かれ、迂闊にも感動して涙が溢れました。
もともと日本画にほとんど造詣はなかったのですが、油絵やアクリル画などとは明らかに違う、
『空気そのものを描く』と言ったらいいのか、とにかく持って行かれました。
その後帰路についてから「日本美を求めて」という彼の随筆集を一気に読み終えた今、なにかしら心がすっかり洗い流されたような清々しさに包まれています。

何だろう、この感覚は…

もしかすると、建築が「空間の構造」を扱うものだとすれば、東山魁夷の絵は「空気の構造」を描いているのかもしれない…

とにかく、どこか遠くへ旅せずとも、庭にある木々や草花などの一つ一つを毎日見つめ直してみようか、と思っている今日この頃です…

著者プロフィール

湯浅 康生

一級建築士 / 建築学科 教授

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